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台風
今日、台風に見舞われた関東&東海地方。
まだこっちに向かってるだけの昼間中も、
激しい雨と風で、これで台風が来て上陸でもしたらどうなるんだろうって不安でたまらなかったよ。
おまけに事務所で雨漏り。(恥)
窓の冊子からぼっとぼっとと水が流れ落ちてきて、
部長や課長が必死でビニール袋で雨受けを作って、
ガムテープで貼り付け…
まるで倒産寸前の貧乏会社。
「うちの会社雨漏りしてるよ~」とSちゃんにメールしたら、
「おいらの会社も普通に雨漏りしてるよ」だって。

そして案の定、お仕事終わって帰る頃…
強風と横殴りの大粒の雨。
この会社に入って5年近く経つけど、
こんな光景初めてだったよ。
そのくらい静岡は台風の被害が少ない。
ひどかったので覚えてるのは、
3年くらい前にSちゃんと行った伊豆の旅行での、伊豆半島台風上陸。
あれはリコたちの歴史にも残る大事件だった。。

そそくさと定時で帰ってくみんな、
窓の外を見ると、傘が壊れてくしゃくしゃになってる人、
傘差してる意味がない程びしょんこの人、
この大荒れの中猛ダッシュで走る人…
まるでニュースを見ているかのよう。
駐車場までの距離を考えると、泣きそうになった。
「もうちょっと弱まってから出た方が良さそうか?」
なんて部長は言ってるけど、
台風はこれからどんどん近づいてくるんだし、
弱まるなんてなさそうだに…
あぁ、外出たくない!でも帰りたい!
そこへ、スーパーマン…スーパーマンはちと古いな、
スパイダーマン…つっても指から糸出ないしな、
ゴレンジャーのひとりがやってきた!!(ひとりかよ!)
しかも川にでも落っこちたかのようなずぶ濡れ状態。
「ど、どうしたんですか!?」
「おい、これはヤバイ。リコちゃん危ないよ。
 車まで送ってくで、乗りな」
職場の先輩。
これぞヒーロー!
「えっ、イイんですかッ!?」
「傘とか差せる状態じゃないし、尋常じゃないよ」
リコの車がある場所まで、車で送ってくれるらしい。
今先輩の車を玄関横付けにしてくれてあるらしい。
感動!!
リコが妊婦だからかな?
妊婦への優しさに感動したよ!

「ありがたやありがたや…」
そう呟きながら、先輩に車まで送ってもらい、
自分の車に移ったんだけど、
確かにこれはひどすぎる!
外に出たのはほんの3秒くらいなのに、
顔や体に雨がビシビシと当たりまくる!
先輩が送ってくれなかったら、ホントどうかなってたよ。

とにかくこんな状況だと、
まだお仕事中のSちゃんも心配だし、
両親や妹も気がかり。
とりあえずみんなに電話をかけて、
着いたらお互い連絡し合おうというコトに。
もう走ってる最中前が見えなくなるくらいの雨で、車が揺れてたよ。
家について駐車場からマンションのエントランスまで、
風で飛ばされそうになったくらい。
転ばなくてホント良かった…!
ニュースで、こういう時物干し竿が出してあると、
風で飛んで人にケガを負わせるコトがあると言うのを聞いて、
慌てて物干し竿をしまって、シャッターを締めて万全の体制に。
そんなコトひとりでドタバタやってたら、
おなかが張ってきちゃったよ。
ベビがビックリしちゃったのかな?ゴメンね。
とりあえず横になって、
ベビにひと通り台風が何か説明したよ。
こういう時ひとりでおうちにいると心細いけど、
ベビも一緒だと思うとなんかちょっとホッとするね。
お父さんや妹から連絡が来て、みんな無事着いた模様。
あとはSちゃんだけ…
「パパ電話出ないね、大丈夫かな?」
しつこく電話してたら、
「うん、今忙しいからちょっと待ってて!
 台風?全然大丈夫だよ、だからちょっと待ってて!」
怒られちった。 (´・ω・`)ショボーン

これからどうなるのかと恐れたこの台風。
ところがしばらくしてからだんだん雨が弱まってきて、
ようやくSちゃんから電話が来た時には、
「全然大丈夫じゃん、普通の雨だよ」とSちゃん。
「だってうちら帰る時ホントすごかっただに!!」
また大げさ先生の扱いを受けた。
最近担当してる大きい現場にほとんど出向いてるSちゃん、
図面を描くのは夕方会社に戻ってから。
建設中の現場って言うとなんか色々心配じゃんね。
ついこないだもリコがお仕事中に地震があって、
「ギャー」って言いながら机の下潜ったくらいだったんだけど、
現場にいるSちゃんが心配で電話かけたら出なくて、
まさか地震でケガとかしたんじゃ…と不安になってたら、
しばらく経ってから電話がかかってきて…
「あ?地震?そんなんあっただ?」
「あったよ!!こっち震度2だし、浜松もそのくらい揺れたみたいだに」
「震度2ぃ!?この建物免震構造だで、そんなんで揺れんに」
Σ( ゚д゚)
め、免震構造ーーー
そりゃ失礼しました。(汗)

結局その後伊豆や関東の方に抜けてった台風、
ひどかったのはホントにリコが帰った5時過ぎくらいで、
夜はそうでもないくらいだった。
今回はさすがに屋根が吹き飛ぶかな…
と、おかんと思ってた実家も大丈夫だったようで。
夜Sちゃんと久しぶりにマンガを借りに、
マンガレンタル屋さんまで出かけちゃったよ。
でもやっぱり自然の威力は恐ろしいな。
by rikochun | 2007-09-06 23:34 | 日常
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